研究会概要

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会長挨拶

会長 立和田 裕一

「点滴岩をも穿つ」のことわざからヒントを得て日本で誕生した高圧噴射撹拌工法「ジェットグラウト工法」は昭和38年ごろから開発が進められ,現在では世界各国で数多くのプロジェクトで活用されています。
JETCRETEは,この半世紀に及ぶジェットグラウト工法の経験と蓄積された技術に加え,斬新な発想による新たな技術を取り入れ成長を続けている地盤改良技術です。
JETCRETEの最大の特徴は,「オーダメイドシステム」にあります。
「オーダメイドシステム」とは,お客様の要望や施工条件と目的に応じて,最適な設備で最適な改良径と改良強度,形状,品質をコントロールする技術です。仮設として広く用いられている地盤改良から液状化対策,建物基礎の耐震補強等の本設対応まで幅広いお客様の要求を満たす設定が可能です。さらに,超小型の施工機械では,人が入っていけるスペースであれば設置できるため,稼働中の工場内や住宅と住宅の間など従来不可能とされた狭隘な環境での施工が可能となりました。
今後もさらなる研鑚を重ね,より安全で快適な国土づくりへの貢献に努めてまいりますので,より一層のご愛顧を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2022年4月

JETCRETE研究会(ジェットクリート研究会)
会長 立和田 裕一

設立の趣旨

半世紀前に開発されたジェットグラウト工法は、現在では様々な場面での適用が増えました。そこで従来工法では対応が困難であった場面への対応が迫られている中で,当工法の特徴である「オーダメイドシステム」を活用することにより,さらに様々な場面に応えることが可能となりました。
より多くの場面、機会で適用され社会基盤整備に役立てるよう当研究会を設立いたしました。